2024年11月24日( 日 )

台湾プロ野球チームが来春、ロッテと交流試合

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

taiwan 台湾プロ野球のLamigoモンキーズが来年2月、日本・石垣島で千葉ロッテマリーンズとの交流試合を行うと発表した。千葉ロッテは毎年2月に石垣島でキャンプを行っている。2月13日、14日で場所は石垣市中央運動公園野球場で、名称は「AsiaGateway交流戦PowerSeries2016 in石垣島」とする。

 千葉ロッテの山室晋也球団社長は先月の記者会見で「昨年、台湾桃園球場でのロッテとの交流戦は非常に盛り上がった。石垣島開催は地元ファンにとっても見応えがあるのではないか。石垣島でキャンプをしているのは千葉ロッテだけで、これまでオープン戦前の調整における練習試合相手チームが見つからなかった。Lamigoが石垣島に来てくれることにより、チーム首脳陣や選手たちにとっても嬉しい知らせとなるだろう」と述べた。Lamigoには元ホークスの陽耀勲選手も在籍しており、陽にとっては、ホークス退団後、久々の日本でのプレーとなる。

 交流試合では、日本チームが、秋や春のキャンプ期間中に、台湾や韓国のチームと練習試合をするケースはよくあるが、海外で公式戦を行うケースは2002年のダイエー対オリックスの2連戦まで遡る。海外で公式戦を行う場合、帯同メンバーの披露や選手の国籍なども問われ舞台裏のトラブルが発生するため、主力メンバーの帯同が必要条件とならない「練習試合」に限定されているのが現状だ。

 Lamigoの劉玠廷社長も千葉を訪れ、関係者らに挨拶を行った。劉社長は「今後は2試合だけではなく、数多く試合を開催できればファンにも喜んでもらえる。資金面も考慮して、今後、石垣市などとも話し合いを持ちたい」と話した。

【杉本 尚丈】

 

関連キーワード

関連記事