2024年12月23日( 月 )

「憂校の士」高木先生に続け

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あと5票で逆転できる

 福岡大学学長選挙が17日、いよいよ運命の投票を迎える。学長選挙の資格をもつ170人の投票者の方々に告知する。当社の精密な情報収集の結果、朔氏とその他立候補者との差は5票であると見通している。第1回戦で朔氏が過半数を得て勝負を決める可能性は薄い。1位と2位との決戦投票となる可能性が大きい。朔氏に対抗できる連合戦線が結束すれば、勝てる局面がより強くなるとみている。

財政赤字転落の可能性が大

 朔氏が学長2期目の政権を握ったらどうなるのか?改めて整理してみる。

(1) コロナ補助金210億円(3年間)の支給を受けたことで、福岡大学の決算は黒字に転換できた。ここまでは朔氏には運があった。このコロナ援助金が今後、縮小に向かうため、医学部・病院に偏重する経営により赤字に転落するのは時間の問題である。

(2) こども病院跡地への進出が命取りになる。たびたび、紹介したように不動産ビジネス分野で多くの実績がある積水ハウスにとって、その素人である福大の朔経営陣を手玉に取るのは容易なことである。警告する!高い買い物をすると返済に追いまくられるのは自明の理。医学部・病院の事業収入では追いつかず、他の学部の授業料収入に手を付ける羽目となる。この資金で新築病院借入返済を強行するという、最悪の事態になると断言する。

(3) 積水ハウスは常に5年分の事業不動産を仕入れなければならない宿命にある。こども病院跡地で福大とJVを組むにあたってトコトン調査を行ったはずだ。「どこに遊休地を保有しているか?」「大学病院建設の資金をいくら抱えさせれば苦しくなるか?」というシミュレーションをして考えをめぐらす。そして「大楠の不動産は貰った」と身内内では拍手喝さいをする。ビジネスをする場合にそこまで策をめぐらすのである。世間知らずの朔氏は「積水はこの福大としか組めなかったのだ」と単純に過信する。積水は必ず、3年以内に南区大楠にある福岡大学の虎の子不動産を押さえるであろう。

(4) 最後は当社の闘争宣言である。仮に朔学長第2期体制が誕生しても、彼は人生最後において赤恥を掻くことになる。現在、「私立学校法改正」の要点を学習している。朔体制の要諦は独裁である。さまざまな盲点を追求していく施策を練りあげた。覚悟していていただきたい。

 170人の投票者の方々! 「憂校の士・高木先生」の動画を参照しつつ、熟考して決定されることを望む。僅か5票で逆転可能なのだ!

【青木 義彦】

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