北九州の埋蔵文化財センター移転改修、大同建設が落札
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北九州市発注の「北九州市立埋蔵文化財センター移転改修及び耐震補強工事」を、大同建設(株)が10億880万円(税別)で落札した。入札には、佐藤・志道JVも参加していた。
北九州市立埋蔵文化財センターは、1982年に竣工した市内の埋蔵文化財収蔵施設(総数約94,600箱を収蔵)。築40年以上が経過しており、屋根や外壁の補修をはじめ、空調・給排水設備などの早急な更新が不可欠な状態となっていた。
また、収蔵量は80%を超えており、貴重な文化財を適切に管理していくためにも、収蔵スペースの拡大が必要であり、4,000~5,000人程度にとどまっている年間利用者数を鑑み、駐車場の整備をはじめ、気軽に誰もが立ち寄れる、魅力ある施設への変化が求められていた。
同工事は、こうした埋蔵文化財センターが直面する諸課題を解消する目的で実施される。移転先は、旧八幡市民会館(北九州市八幡東区尾倉2-6-5)で、同市民会館をコンバージョン(用途変更)し、埋蔵文化財センターおよび収蔵庫として活用する。
【代 源太朗】
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