西部技研、ニッポンインシュア、東証スタンダード上場
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3日、(株)⻄部技研(福岡県古賀市、隈扶三郎代表)とニッポンインシュア(株)(福岡市中央区、坂本真也代表)は東証のスタンダード市場に上場した。
⻄部技研の総発行株式数は193万株、国内販売は52万8,500株で、海外販売に140万1,500株を割り当てる。オーバーアロットメントは79万600株。
株式上場後の同社の手取概算額は国内販売分が約12億8,700万円、海外販売分が約34億1,400万円。主な用途としては、宗像新工場の建設関連資金として約29億7,900万円を充てる予定としている。
ニッポンインシュアの発行株式数は65万株。同社の手取概算額に第三者割当増資を加えた約6億3,900万円については、主に運転資金に充てる予定としている。
■西部技研について
西部技研は1965年7月設立。コルゲーション技術を中心にデシカント空調機、デシカント除湿機、全熱交換器、VOC(揮発性有機化合物)濃縮装置、機能性ハニカム積層体などの産業用空調設備の製造販売を行う。
2022年12月期の業績は、売上高:109億1,200万円、経常利益:9億1,300万円、最終利益:7億100万円。純資産額:78億8,000万円、総資産額:170億3,000万円、従業員数:335名。
■ニッポンインシュアについて
ニッポンインシュアの前身となる(株)エム・サポートは、02年4月に(株)三好不動産の代表取締役・三好修氏らにより建築コンサルタント業を目的として創業された。その後、三好不動産の家賃管理業務を強化するにあたり、06年6月に家賃管理専門の人員を配置。08年10月に家賃債務保証業を開始し、12年より三好不動産以外との取引を拡大、14年4月に現商号に変更した。
22年9月期の業績は、売上高:26億400万円、経常利益:4億600万円、最終利益:2億5,500万円。純資産額:9億5,600万円、総資産額:29億1,100万円、従業員数:101名。
【寺村朋輝】
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