2024年11月06日( 水 )

BGSプロジェクト、メンバーの拠出資金の保全などを断念か

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 昨年掲載していた「【経済事件簿】投資セミナーに利用されたのか 中間市とBGSプロジェクト」に対して、以下の意見が寄せられた。

中間市と提携したクリックホールディングス、半沢龍之介が勝手に退任した後、「立て直す」としたチームが立て直しを断念。

投資者への返金も頓挫した模様です。

詳しくは以下のリンクを。

 Click Holdings(株)は中国・武漢市出身の半沢龍之介が設立。仮想通貨を活用した投資プロジェクトについては既報の通り。読者からの情報提供のあった上記サイトによると、半沢氏が昨年8月に代表取締役を退任後、クリックホールディングスの事業再建とBGSメンバーの拠出資金の保全措置などを目的として立ち上げられた「BGSサポートシステム」がさまざまな取り組みを行ってきたが、今年9月30日付で解散し、サービスを終了したという。 

 福岡県中間市は2021年1月、Click Holdingsと包括連携協定を締結し、Click Holdings の「HONBIKE」による雇用振興を図るとともに、ふるさと納税品の返礼品にするとしていた(中間市のHP上の協定に関するリリースはすでに削除)。BGSプロジェクトへの懸念をめぐり、昨年の取材時に、「BGSプロジェクトには一切関与しないと明言しています」(福田健次市長)としていたが、行政との協定がBGSプロジェクトに対する一種のお墨付きとなった側面は否定できないだろう。

【茅野 雅弘】

関連キーワード

関連記事