マルタイ中間決算　増収もコスト上昇により大幅減収

　（株）マルタイ（本社：福岡市西区、川島英広代表）は9日、2024年3月期の中間決算（第2四半期決算）を発表した。

　それによると、売上高は44億3,100万円（前年同期比8.2％増）、営業利益は1億1,400万円（同50.2％減）、経常利益は1億5,500万円（同37.6％減）、四半期純利益は1億300万円（同37.9％減）となった。

　要因については、今年6月の一部製品の価格改定に加え、主力製品の棒ラーメン、カップめんの販売が好調に推移したことが売上の増収につながったものの、原材料費をはじめとする各種コストの上昇により減益になったと説明している。

　なお、通期業績予想については、売上高は前期比4.4％増の87億円、営業利益は同23.5％減の2億3,000万円、経常利益は同22.8％減の2億7,000万円、当期純利益は同21.2％減の1億8,000万円としている。

【寺村朋輝】