2024年11月25日( 月 )

ホープ24年期中間 増収も冊子発行平準化で減益

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 自治体向け広告事業などを手がける(株)ホープ(福岡市中央区、時津孝康代表)はこのほど2024年3月期第2四半期の連結決算を発表した。それによると、売上高が前年同期比2.35%増の12億400万円、営業利益は同36.1%減の1億4,200万円、経常利益は同34.5%減の1億4,200万円、四半期純利益は同97.9%減の1億400万円となった。

 増収については予定よりも先行して販売・受注を行えたこと、営業利益の減少については住民向けの無料情報冊子マチレットの発刊時期の平準化を挙げている。

 同社は昨年3月に破産手続開始が決定した子会社・(株)ホープエナジーの株式を同9月に譲渡しており、それにより特別利益48億4,600万円を23年期第2四半期決算に計上していた。24年期第2四半期の四半期純利益が大幅な減少となったのはその反動である。

 通期業績予測に変更はなく、売上高は前期比14.7%増の24億7,300万円、営業利益は同24.4%増の2億2,500万円、経常利益は同39.4%増の2億2,300万円、当期純利益は同96.8%減の1億6,000万円としている。

【茅野 雅弘】

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