国民・前原氏、玉木路線に反発し離党、新党結成へ
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本日、国民民主党(以下、国民)の前原誠司代表代行が離党する意向を固め、周辺に伝えた。午後、記者会見を行い、正式表明するという。新党名は「教育無償化を実現する会」。
前原氏に近い元滋賀県知事の嘉田由紀子氏、斉藤アレックス氏らと新党結成の方向で動いており、嘉田氏が副代表に就任の見通し。無所属を含む5人ないし6人の議員で結党するとみられる。
博多駅近くで8月末に行われた国民の代表選挙の討論会において、前原氏は「自民党との協力や連立はありえない」と断言し、「非自民・非共産の連携で野党連携を進めていく」ことを強調していた。また「改革を進めなければ、支持は得られない」として日本維新の会との協力を念頭に置く発言を行うなど、玉木雄一郎代表の与党寄りの動きには、反対の立場を取っていた。
維新は今回の前原氏の動きを歓迎しており、来年2月の京都市長選挙でも、維新と「教育無償化を実現する会」は連携するとみられる。
国民所属のある地方議員は、データ・マックスの取材に対し「正式発表が待たれるが、国民民主党は、もともと少数政党で、仲間が去ることは残念というほかない」と語った。
【近藤 将勝】
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