2024年11月21日( 木 )

【読者投稿】「玉の湯」が市議の懲罰を陳情とは笑止

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 今回は、「【由布市問題(11)】議員の懲罰を求める「玉の湯」 陳情書に見る問題の本質(前)」に関する読者の意見を紹介する。

 「玉の湯」が高田議員の懲罰を議会に陳情とは笑えます。

 当初、住民が陳情、要請ですがった地域選出の市議会議員の1人を威嚇し、1人は握り潰したと言われています。高田議員は地域選出ではないが見兼ねて寄り添う羽目になったと言われています。

 玉の湯が建設地に建設看板を立てた時点で地域に説明をしておれば、排水がどうなるのか地元住民も気がついていたはず。

 今年始めには、「由布院の宿『御三家』も次の一手 長期滞在客取り込む」(日本経済新聞電子版2023年1月25日付)の見出しで大分空港の「宇宙港」構想を受け、事業家や技術者などの打ち上げ関係者が休養する需要を取り込む、と報じられていました。

 遅くとも、せめてこの時点で排水処理の件をキチンとすべきであった。地元もオットリだったのか、まさか玉の湯が~の思いであったでしょう。

 聞くところによると半世紀前はあの辺りは空き地だらけ。壷池の地名が示すように大雨で水に浸かる地域であったという。その地域を民家が埋め立てながら住宅地に変えていったと。だから現在も大雨には警戒して暮らしているということです。

 狭い道に沿った土地に今回の当事者である数世帯が家を建てた。道に沿って自分たちの土地に側溝をつくった。当然私有地内に側溝ができた。その後何軒かが建ちその側溝を使っている。あくまで個人間の融通であったと。

 今回の問題よりもずっと昔の話で、蓋のないままの側溝は危険であるということで蓋をしてほしいと市(当時は湯布院町?)に要請したところ、個人の土地であるためにダメだとして柵がつけられたと聞いています。

 しかし、今回の施設建設にあたり、道路幅が規定より狭い。側溝に蓋をして道幅に加えれば条件を満たす。その為にも側溝を市有地に含める強行策に出たとも聞きました。

 是が非でも側溝を市有地としなければならない理由でしょうか。

 また、今回、排水問題に関して最も不可解なことは、道路下の排水管をなぜ使おうとしないのかということです。道路のマンホールの蓋には湯布院町の明記がある。近辺の施設も使っている。なぜそれを使わない?

 いずれにしても由布市の姿勢は情けないものばかりです。

 今、湯布院町には観光客が溢れています。オーバーツーリズム(観光公害)にさらされ地域で暮らす住民は泣いています。できることなら逃げ出したいと。玉の湯クラスの旅館があるだけでなく、空き家にするよりはと民泊まで乱立している状況です。公害の詳細は又の機会に書きます。

 昨日、由布市が由布市の観光についてのアンケート募集をホームページに出しました。何を今さら白々しいと思いますが、しないよりはましか。ただし、由布市の観光でも庄内町、挾間町では大きな隔たりと違いがあり、一概に由布市の観光とはいえないでしょう。結果をそのまま現在の市や観光協会・旅館組合等のメンバーに丸投げでは利益誘導といわれるこれまでと何ら変わりないでしょう。

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