12月8日・11日の両日、大分県由布市議会の総務常任委員会が開催され、(株)玉の湯(桑野和泉代表)が提出した陳情を全会一致で不採択としたことがわかった。
陳情は11月20日付で、内容は高田龍也・由布市議会議員の懲罰を由布市議会に対して求めたものである。高田議員は玉の湯施設の排水問題において、住民側に寄り添った活動をしている。
陳情の趣旨は、当社(データ・マックス)のYouTubeチャンネルで公開している動画での高田議員の発言が市議会基本条例に違反し、市議会、議員の品位、秩序を乱すというものだ。
総務委員会は8日に桑野氏から陳情趣旨を聴取し、その後、高田市議からも意見を聞いている。11日の委員会では陳情の審議が行われ、そのなかで「議会外活動について委員会で懲罰を審議することはできない」といった意見が出されたという。
陳情については14日の最終本会議において委員長報告が行われた後、討論・採決が行われる。
委員会で不採択としたものを本会議で可決することはよもやないと思われるが、由布市議会でどのような展開になるのかは予断を許さない。
【近藤 将勝】
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