2024年12月22日( 日 )

菊陽町、菊陽杉並木公園の拡張整備に係るプロポーザルを実施

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 菊陽町(熊本)は、「菊陽杉並木公園拡張整備基本設計業務委託」に係る公募型プロポーザルを実施する。現在の菊陽杉並木公園に「アーバンスポーツ施設(面積:約2万m2)」や「町民グラウンド(面積:約2万6,000m2)」などを新たに整備することで、半導体企業の立地にともなう経済発展や人口増加に対応する。

 将来的には同公園を「菊陽町総合運動公園」として管理・運営する方針で、誰もが住みやすい豊かなまちづくりの実現につなげたい考えだ。

構想イメージ
構想イメージ

 アーバンスポーツ施設には、全国大会や世界大会を誘致可能な水準が求められており、とくにスケートボードは必須とされている。町民グラウンドは、野球およびソフトボール場の2面が確保できるように整備するほか、町民の憩いの場として緑地広場の整備も求められている。また、町は将来的にアーチェリー場(110×3間≒約700m2)の整備も検討しており、必要面積の確保が必須となる。

 このほか、ナイター照明設備や管理事務所、共用駐車場に周辺インフラ整備(道路、上下水道、電気など)も予定されている。

 公募はすでに始まっており、今後のスケジュールとして、参加意向申出書の提出期限が1月30日(火)午後5時まで、企画提案書類の提出期限が2月9日(金)正午までとなっている。書類審査やプレゼンテーションの実施を経て、2月下旬には審査結果が通知される予定だ。

 業務の実施場所は熊本県菊池郡菊陽町大字原水地内で、業務期間は24年5月31日まで。予算限度額は、5,000万円(税込)となっている。

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【代 源太朗】

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