『もしもの時』を徹底サポート。企業専門の保険代理店

（有）キュー・エス・エヌ　代表取締役　畠山　尚幸

経営者に寄り添う保険代理店として

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（有）キュー・エス・エヌ　畠山　尚幸　代表取締役

　1995年の創業以来、保険商品を通して企業の円滑な経営をサポートする（有）キュー・エス・エヌ。保険商品の多様化、複雑化が進むなかで、同社代表取締役の畠山尚幸氏は、同社がビジョンとして掲げる「～日本一親身で信頼のおける保険代理店を目指して～」の実現に向けて、日々社員たちとともに商品知識はもちろん、財務知識、顧客となる企業の周辺知識の習得にも努める。だからこそ同社の存在は、顧客にとって、良き経営アドバイザーとしても重宝されている。そのことは、既存顧客の同社との契約継続率が99％に達することからもうかがい知れる。また、同社は地元福岡に根付いた活動を展開しており、福岡都市圏だけでも300社を超える顧客を持つ「地域密着型の保険代理店」としても地元企業からの信頼は篤い。

　単なる保険代理店以上の存在を目指す同社。そこには、畠山代表の「親身」という言葉に対する想いがある。「一口に保険と言っても、損害保険から生命保険まで、その種類はさまざまです。仮に損害保険は弊社に任せていただいていたとしても、生命保険は別のところで、となると、それはまだ本当に『親身』な関係性を築けていないのだと思います。お客さまが契約されている保険商品のすべてを弊社に任せていただく。そのお客さまにおける保険契約のシェアを弊社で100％にする。そうして初めて、親身なお付き合いと呼べるのだと考えております」（畠山代表）。商品力、提案力、アフターサポートに加えて、顧客との関係性に重きを置く畠山代表の真摯な姿勢が同社社員たちにもしっかり共有されているからこそ、同社は長く愛され続け、創業20周年を迎えることができたのだ。

次世代につなぐ100社に１社の存在感

　一見すると順風満帆に見える同社だが、その道のりは決して平坦なものではなかった。「来店型の保険商品販売に挑戦しましたが、１年ほどで撤退しました。広報に注力しようと、雑誌や情報誌に広告を打ったり、ネット上で学資保険に特化したページを開設したのですが、どれも想定したほどの成果を出せずに終わりました」（畠山代表）。

　保険業界は、金融機関やカーディーラーを始めとする兼業保険代理店と、同社のような専業保険代理店、個人代理店など、実にさまざまな業種、損害保険募集人が競合する業界である。その激しい競争のなかで生き残っていくためには、やはり挑戦と変化が必要となる。思ったほどの成果を残せなかったと語る畠山代表だが、その挑戦は間違いなく同社の在り方に変化をもたらした。
　「これらの経験があったからこそ、現在の『企業専門の保険代理店』としての弊社があります。損害保険募集人の数が約205万人、保険代理店数が19万店と言われ、その多くが金融、ディーラー、不動産などの業界で働いているなか、弊社のような代理店はなかなかないと思います。専門に特化することで、弊社の存在価値、ブランド力を高めていきたいと考えております」（畠山代表）。

　今後について、「国内はもちろん、世界市場を取り込むためにも福岡空港の24時間化を希望します。そうして生まれてくる新たな交流、競争のなかで、同社の価値観を共有し、実力を発揮してくれる若手の育成、そして、国内における保険代理店の存在感を、アメリカのマーシュ、イギリスのエイオンのように大きなものにしていくべく、『100社に１社のプロフェッショナル』としてより一層努力してまいります」と力強く語った。

　同社は2014年１月、顧客の要望により幅広く応えていくべくノバリ（株）と業務提携を結んだ。実績も伸びている。福岡から世界を相手に渡り合えるブローカー（代理店）が誕生することも、決して夢物語ではない。

■INFORMATION
（有）キュー・エス・エヌ
代　表：畠山　尚幸
所在地：福岡市博多区博多駅前3-10-12　J-MAXビル5F
設　立：2002年12月　資本金：300万円
ＴＥＬ：092-260-8100
ＵＲＬ：http://www.hoken-g.com

＜プロフィール＞
畠山　尚幸（はたけやま　たかゆき）
高校卒業後、NECでのシステム提案営業などの経験を積むなかで、「自分の力で稼ぎたい!」と独立を決意。企業専門の保険代理店の草分け的存在。糸島市誕生の記念すべき時に糸島青年会議所の理事長を務めている。