2024年12月22日( 日 )

小笠原での『ガザ 素顔の日常』上映会と村議会決議

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 映画の配給・宣伝・制作を手がけるユナイテッドピープル(株)(福岡県糸島市)。同社代表の関根健次氏から、能登半島地震への支援に関するメッセージが配信されたので紹介する。

 昨晩、能登地震から1カ月というタイミングでの特集番組で、家族を失った方々の様子を見て涙しました。なぜ突然に命が失われなければならなかったのか。

 先週は被災地で役立っている「トイレトレーラー」をご紹介しましたが、家を失った方、避難されているたくさんの方々に「インスタントハウス」が大活躍しているという記事がありましたのでご紹介します。

体育館に「おうち」ができた…能登半島地震で大活躍する「1棟1万円」の簡易住宅をつくった大学教授の使命感(プレジデントオンライン)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2b7ff7ff7f1d23e9aaba8536838dba1f55456be5

 さて、ガザ地区の日常を生きる人々を捉えたドキュメンタリー映画『ガザ 素顔の日常』が引き続き各地で上映が続いています。先日、本作を映画館シアター・イメージフォーラムでご覧になった親子が感動し、父島、母島で上映会を開催してくださいました。参加したのは小笠原の総人口のうち7%だったとのこと。主催者さんの記録をご紹介します。上映会開催のために協賛金を集めたそうです。

海がそばにある暮らし ~ガザ地区と小笠原~
https://note.com/miyazawakaren/n/nec9254944e09

 なお、この上映会開催の動きに関連して、小笠原村議会では、「パレスチナ自治区ガザにおける平和の早期実現を求める決議」を行ったそうです(2023年12月19日(火))。
https://abizmail.biz/brd/archives/louzyj.html

 破滅的な状況が続きますが、こうやって1人ひとりが身近なところから変化を起こしていることが心強いです。全国に広がる『ガザ 素顔の日常』上映会。その裏側について話した緊急報告会のアーカイブが公開されましたのでご紹介します。

緊急報告会アーカイブ:緊急報告会:映画で伝えて考えるパレスチナ・ガザ ~全国で広がる自主上映会の裏側とは?
https://www.youtube.com/watch?v=OuSUyBTKtEA

 現在のガザはどうなってしまっているのか?「ガザ地区 日本支援施設の被害 衛星画像による公的・NGO支援施設の状況分析」を、日本国際ボランティアセンター × 東京大学大学院 渡邉英徳研究室が発表しました。
https://gaza.mapping.jp/

 この衛生画像により、JICAパレスチナ現地事務所ガザ支部が入居する高層ビルが空爆された様子、日本が支援する学校の被害状況をビジュアルで知ることができます。ぜひご覧ください。

関連記事