福岡の海の玄関口、博多ふ頭にある2つの旅客ターミナルのうち、第1ターミナルと、それに併設する外食店・雑貨店などのテナント施設が「ベイサイドプレイス博多」である。1991年にオープンした同施設の当初の経営母体は福岡市の第三セクター。現在は(株)九電工の子会社である(株)ベイサイドプレイス博多によって運営されている。
情報筋によれば、親会社の九電工が、免税店大手のラオックス(株)にべイサイドプレイス博多への進出を依頼した模様。ラオックス側は、テナントとして出店するかどうかを、慎重に検討していると見られる。
ラオックスは現在、福岡市内のキャナルシティ博多に店舗を構えるほか、今年9月28日にマリノアシティ福岡へ新規出店、さらに今月15日には博多大丸の東館エルガーラへの新規出店を控えている。もしベイサイドへの出店が決まれば、福岡市内で4店舗目。急増するインバウンド市場をさらに取り込むことになるだろう。
なお、今回のラオックスのベイサイドプレイスへの進出について、九電工広報に確認の電話を入れたところ、「こちらには話は回ってきておりません」と話している。
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