2024年11月20日( 水 )

北九州市若松区 スクラップ置場で火災

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 18日午後6時ごろ、北九州若松区のスクラップ買取業者のアールジェイ商事(有)(北九州市若松区響町1-102-4)の敷地内で火災が発生した。山積みのスクラップから発生した火災は現在も鎮火するに至っていない。

 同社は北九州市より産業廃棄物中間処理業の許可を受けているが、産廃処理業は全体の1%ほどで、主に鉄くずなどの有価物のスクラップの買取業を行っている。これらは産業廃棄物には当たらないため、許可を受けることなく事業することが可能だ。

 北九州市環境局産業廃棄物対策課によると「産廃中間処理業の許可業者であるが、主な取扱いが有価物スクラップで規制外となるので、廃棄物処理法に基づいて指導が行えるか検討する」という。

 消防局は「現在、消火活動を行っており、出火原因の究明までには至っていない」とコメント。なお、この火災によるけが人は今のところ確認されていない。

 県内の産廃処理業者からは「家電製品の電気コードや部品の接触による火災だと思う。産業廃棄物施設から火災というが、我々が取り扱う産廃および施設と一緒くたにしてもらいたくはない」という声が挙がっている。

【内山 義之】

関連キーワード

関連記事