2024年11月25日( 月 )

国民民主党福岡県連、福岡4区にNHK職員を擁立へ

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 国民民主党福岡県連は19日の常任理事会で、衆院選福岡4区の候補者としてNHK職員の男性を擁立する方針を固めた。同党県連によると、擁立するのは、NHK職員・許斐亮太郎氏。国民県連の政治塾にも参加していたという。県連は、近く正式に党本部に許斐氏の擁立を上申する。

 福岡4区は、現在、自民党現職の宮内秀樹氏がいるほか、現職で日本維新の会の阿部弘樹氏、新人で元県議会議長・吉松源昭氏(自民党県議団)、社民党と参政党の新人も立候補の意向である。

 昨年11月、立憲民主党と国民民主党の福岡県連は、次の衆議院選挙における県内11選挙区のうちの7選挙区について、候補者をすみ分けるという内容の合意書を締結した。

 11選挙区のうち、立憲は1区・2区・3区・5区・10区、国民は4区・6区で候補者を擁立し、両党の候補者がいない4選挙区では引き続き調整することで合意していた。国民が許斐氏の擁立を決めたことで、残り3選挙区の行方が課題となる。

 自民党の政治資金問題で、野党にとって有利な情勢となったとの見方もあるが、旧民主党系の両党が、いまだ政策や思想をめぐって1つにまとまれない状況では、想定ほど議席を得られないのではないかとの見方もある。

 福岡4区は、現職の宮内氏と、自民党県議の吉松氏が真っ向から対峙する保守分裂状況にある。立憲・国民両党が、支持団体の連合に加盟する労働組合も含めて、過去の経緯を乗り越えまとまることができるのか注目される。

【近藤 将勝】

政治・行政記者募集

 企業調査会社(株)データ・マックスが手がける経営情報誌『I・B』やニュースサイト「NetIB-News」は、信頼性の高い情報ソースとして多くの経営者にご活用いただいています。メディアとしてさまざまな情報を取り扱っており、国内外や地元福岡の政治動向に関する情報は経営者以外にも自治体組長や国会議員、地方議員などに幅広く読まれています。

 そこで、さらなる記事の質の向上を目的に、福岡の政治・行政、また中央政界の動向などをテーマにオリジナル記事を執筆いただける政治・行政記者を募集しております。

 記事の内容は、インタビュー、政局や選挙などを中心に扱います。詳しくは掲載実績をご参照ください。

 企画から取材、写真撮影、執筆までできる方を募集しております。また、こちらから内容をオーダーすることもございます。現在、業界に身を置いている方や行政取材に興味がある方なども大歓迎です。

 ご応募いただける場合は、こちら(hensyu@data-max.co.jp)まで。その際、あらかじめ執筆した記事を添付いただけるとスムーズです。不明点などがございましたらお気軽にお問い合わせください(返信にお時間いただく可能性がございます)。

関連記事