2024年11月30日( 土 )

長崎の老舗高級旅館、半水盧をJIAが取得

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 航空機のオペレーティング・リースをはじめとした、金融ソリューション事業を手がける(株)ジャパンインベストメントアドバイザー(以下、JIA)は1日、長崎県雲仙市の老舗高級旅館「旅亭 半水盧」を同社資産として取得した。

 JIAの中期経営計画(2024~26年)にも掲げられた重点戦略の1つ、不動産事業基盤構築の一環で、同社はこれからも日本全国を対象に、国内外から高い需要が見込まれる宿泊施設に対して投資を実行していくとしている。

 半水盧の運営については、ユーコーラッキーグループの1社で、ダイニング事業やアセットマネジメント事業などを展開する(株)Helix Experience(ヘリックス エクスペリエンス)がこれまで担ってきたが、1日からJIAと資本業務提携を締結している(株)温故知新が運営を開始している。

 温故知新は英Financial Times社と独Statista社が共同で実施した「アジア太平洋地域における急成長企業ランキング2024」にも選出されたホテル旅館の運営受託・プロデュース会社。同社の長崎県における施設運営は、半水盧で3施設目となる。

 雄大な自然に囲まれた5,000坪の敷地内に、四季の移ろいを感じさせる日本庭園に囲まれた、8棟14室の離れ客室が点在する半水盧。2棟2室・平屋建ての特別室は、和室やリビング、寝室のほか、露天風呂、サウナ、ホームバーなどを備えるなど、贅を尽くした空間創出がなされている。

 その贅を尽くしたおもてなしは高く評価されており、「ミシュランガイド福岡・佐賀・長崎 2019 特別版」 では、宿泊施設として最高評価の5つ星、さらに料理においても1つ星を獲得。国内2軒目となる、施設と料理の2部門での同時受賞の快挙を遂げている。

 古くから“雲の上の避暑地”と謳われる長崎県・雲仙の「旅亭 半水盧」

 古くから“雲の上の避暑地”と謳われる長崎県・雲仙の「旅亭 半水盧」

■「旅亭 半水盧」概要

<所在地>
長崎県雲仙市小浜町雲仙380-1 
<客室数>
全14室(特別室2棟2室、2階建て離れ6棟12室)
<付帯施設>
大浴場、露天風呂、サウナ、水風呂、貸切風呂、テラス、東屋、ライブラリ、ショップ、大会議室など
<URL>
https://hanzuiryo.jp/

【代 源太朗】

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