2024年12月22日( 日 )

スターフライヤーが業績予想修正 増収も円安で利益縮小

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 (株)スターフライヤー(本社:北九州市小倉南区、町田修代表)は17日、2024年3月期の通期業績予想を修正した。それによると、売上高は399億5,400万円(期初予想378億5,000万円)、営業利益2,500万円(同7億8,000万円)、経常利益9億9,500万円(同12億4,000万円)、当期純利益8億4,700万円(同12億3,000万円)としている。

 旺盛な航空需要のもと、売上高は予想を上回る予定だが、米ドル為替市場が期初予想で想定した135円よりも大幅に円安進行したことにより、外貨建取引である整備費用に備えた定期整備引当金や、航空機賃借料などのコストが上昇し、利益を圧迫したことから、業績予想を修正した。

 なお、前期との比較では売上高は23.7%増、営業・経常段階では赤字からの黒字転換となる。

【田中 直輝】

関連記事