2024年12月24日( 火 )

厳石地区の県営ため池整備、真鍋組が落札

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 福岡県発注の「県営ため池等整備事業(一般) 巌石(旧)地区 令和5年度起工第2号 ため池工事」を、(株)真鍋組が9,093万8,000円(税別)で落札した。入札には同社のほか、金本建設(株)も参加していた。

 工事の概要は、堤体工(L=29.1m)、底樋工(L=41.3m、Φ=800mm)などで、工期は2025年3月14日までを予定している。

 また、「県営ため池等整備事業(一般)尻長下・広光地区 令和5年度起工第2号 洪水吐工事」を(株)松原組が7,324万3,000円(税別)で落札している。工事の概要は洪水吐工(L=47.9m)、仮設道路工(L=120m)などで、工期は24年10月31日までを予定している。

 近年、頻発する集中豪雨により農業用ため池が被災(決壊など)し、農産物の収量や品質に影響が出るなどの被害が発生している。19年7月1日には、「農業用ため池の管理及び保全に関する法律」が施行され、ため池の防災・減災対策工事などが進められている。

【代 源太朗】

関連キーワード

関連記事