2024年11月22日( 金 )

【公募】久原本家グループが食品分野等の研究助成を実施

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久原本家グループが食品分野等の研究助成を実施

 久原本家グループ(福岡県糟屋郡久山町、河邉哲司社主)は、創業130周年記念事業として、「久原イノベーションサポートプログラム」と題し、食品のおいしさや機能性、日本の食文化、水産資源等に関する研究を対象とした研究助成を実施している。日本国内の研究機関に所属する研究者の個人もしくはグループを対象に、2024年7月5日まで募集する。

 同グループは、1893年(明治26年)に福岡県糟屋郡久原村(現・久山町)にて醤油醸造業を開業し、以来130年以上に渡り、さまざまな食品・調味料を開発・製造している総合食品メーカー。日本の食の楽しさ、美味しさを未来へ伝えることを重要な経営方針として位置付けており、グループ内には「久原みらい研究所」と称する基礎研究部門も有している。

 今回の公募は、創業130周年を記念した企画で、日本の食文化の魅力を深掘りし、未来へ伝えることを目的として基礎研究から応用研究、生命科学、社会科学等、分野を超えた幅広い研究を支援するという。本プログラムでは資金面だけでなく、学術的な知見と食品会社としての同グループの技術と結びつけることでイノベーションを促進する計画だ。

 研究開発を行う方には力強いサポートを受けられる絶好のチャンス。下記、応募概要をご確認のうえ、ぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか。

【松本 悠子】

■応募概要
<応募資格>
(1)日本国内の大学その他の研究機関に所属する研究者の個人もしくはグループ
(2)申請研究についてほかの助成・資金を受けていないこと
<研究分野>
(1)食品のおいしさに関する研究:機器分析、官能評価、加工技術開発、原料開発
(2)食品の加工技術に関する研究:調理加工、抽出、殺菌
(3)農水資源活用に関する研究:未使用資源・非可食部の有効利用、資源保護、養殖
(4)日本の食文化に関する研究:食の地域性、伝統食
(5)その他、食に関する研究
<助成金額>
1件あたり50~300万円
<助成件数>
5件程度
<募集期間>
2024年5月7日(火)~7月5日(金)まで
<申込方法>
久原本家グループのサイトから
「久原イノベーションサポートプログラム」公募開始のお知らせ

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