2024年12月22日( 日 )

【動画】丸尾圭祐氏(立憲)、政治家を志す思いや若い世代への支援などを語る

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 今回の「MAX WORLD Channel(マックスワールドチャンネル)」は、立憲民主党福岡県第一区総支部総支部長の丸尾圭祐氏をゲストにお招きし、政治家を志した思いや、若い世代への支援、女性のキャリア支援など自身が重視する政策などを聞いた。

 丸尾氏は、東京大学大学院で公共政策学を専攻し、卒業後、経済産業大臣政務官を務めていた田嶋要衆議院議員(旧・民主党)の政策秘書を12年務めた経験を持つ。

 「なぜ政治家を志したのか」という質問に対して丸尾氏は、中学生時代に生徒会長を務めた経験を語った。「当時、福岡市内でも少なくなっていた校則の男子生徒の丸刈り規定を見直したいと思った」と振り返り、「自分たちの守るべきルールを、自分たちの手で変えることができる原体験だった」と述べた。

 また、「髪型を自分で決めるというのは重要な自己決定権である」と指摘したうえで、「所属する立憲民主党は、個人の本意を大事にすることを基本とする政党であり、校則の見直しの体験が、政治家を志す原点となっている」と語った。

 国民の最大の関心事である経済対策について「先進国といわれながら、他国は実質賃金が上がっている中で、日本だけ『失われた30年』で全く上がっていない」と指摘し、「企業視点でなく、国民個人の視点でみると一人当たりのGDPや幸福度は改善されていない、先進国というより衰退途上国ではないか」と現状を憂いた。

 そのうえで、いくつかの提案を行った。

 まず、人に投資をしていくべきだとして「『人から始まる経済再生』を掲げているが、一人一人の稼ぐ力をあげていくべき」と述べ、「最低賃金は1,500円程度まで引き上げる」「新たな知識や技術を身に着けるリスキリングを行い、転職しやすくする」と語った。

 新たな産業育成については「グリーン・ライフということをいっているが、再生可能エネルギーについて、成長産業として重点的に投資を進めていくべき」とした。

 若い世代への支援や子育てに関して、自身も子育ての真っただ中であることに触れ「同級生で結婚していない人もいるが、できればしたいという人は少なくない。結婚しやすくするためには、女性の働きやすい環境を整え、出産・子育てで職場を離れても、キャリアが中断せず、男性並みの所得が得られるようにすべき」と語った。

 詳しくは、動画をご覧いただきたい。

【近藤 将勝】

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