2024年11月28日( 木 )

南陽、2024年3月期決算 減収減益

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 10日、(株)南陽(本社:福岡市博多区、篠崎学代表)は2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は379億9,100万円(前期比3.4%減)、営業利益は27億8,500万円(同6.1%減)、経常利益は30億3,600万円(同5.8%減)、当期純利益は19億9,100万円(同7.2%減)で、減収減益となった。

 主な決算要因としては、建設機械事業において、これまで需要を牽引してきた災害復旧工事が一段落するなど、全体の案件数減少により、減収減益になったことや、産業機器事業においても、中国経済の失速や米中関係の悪化による影響を受けて半導体市場とロボット市場において工場稼働率が低迷するなど、不安定な状況で推移した結果、生産部品と消耗部品の販売が減少したことにより減収になったと説明している。

 来期(25年3月期)の業績予想については、売上高は365億円(同3.9%減)、営業利益は24億5,000万円(同12.0%減)、経常利益は26億円(同14.4%減)、当期純利益は16億5,000万円(同17.2%減)で、減収減益を予想している。

【寺村朋輝】

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