2024年11月05日( 火 )

ヤマシタヘルスケア 医療用機器開発製造会社を子会社化

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 ヤマシタヘルスケアホールディングス(株)(本社:福岡市博多区、山下尚登代表)は30日、超音波を用いた医療用機器の開発・製造などを行うマイクロソニック(株)(東京都国分寺市、入江喬介代表)の全株式を取得し、子会社化すると発表した。株式譲渡実行日は6月14日を予定している。

 マイクロソニックは、独自の技術や知財をもち、超音波を用いた社会性の高い製品を開発。その技術を生かして、女性の心身の負担を軽減する乳がん検査デバイスの開発を進め、上市を予定している。

 ヤマシタヘルスケアHDは、同社を傘下に入れることで、製造販売分野における事業展開を加速、他のグループ会社とのさまざまなシナジーが見込めると判断し、同社株式を取得することを決定した。

 ヤマシタヘルスケアHDは、経営ビジョンのなかで「中核事業と新規事業の掛け合わせ(マルティプライ)による、加速度的 な成長 を目指す」として、ヘルスケア領域における成長戦略の1つとしてM&Aを含む中核事業の拡大を打ち出していた。

【田中直輝】

関連記事