築上町の新図書館、松山建設が落札

　福岡県築上町発注の「築上町新図書館整備工事」を、松山建設（株）が8億8,163万円（税別）で落札した。

　既存の図書館（文化会館コマーレ内）は面積不足などから蔵書数も限られ、利便性の向上が求められていた。築上町ではこうした課題解決と合わせて、カフェや芝生広場の併設など、幅広い世代が集い、憩えるスペースの確保による、文化交流拠点としての機能も備えた新図書館の整備に取り組んでいた。

　新図書館の名称は公募により「築（きず）きのもり」に決定しており、設計を隈研吾建築都市設計事務所が手がけることでも話題となっていた。　

　建設場所は築上町大字築城1096（敷地面積：2万3,843m2）で、建築物の概要は、RC造（一部S造）の地上3階建て、延床面積2,848m2。工期は2025年8月29日までを予定している。

【代　源太朗】