ロピア、18商品・74店舗で不適正表示、博多店の2商品も

 　農林水産省は11日、（株）ロピアに対し、同社が販売した商品において、原産地を表示しないなど不適正な表示が行われていたとして、食品表示法に基づく表示の是正と併せて、原因の究明・分析の徹底、再発防止対策の実施などを行うように指示した。

　不適正表示が確認されたのは、菓子および調理食品18商品。ロピアは原料原産地名を表示しないなどの不適切な表示をしており、長いもので約3年3カ月の間、74店舗で計約64万5,000パックを販売した。

　農林水産省の指示を受けて、ロピアは本日、「表示漏れ等の原因は、法令に対する認識不足及び社内管理体制の不足」であるとHP上で表明し謝罪した。商品の品質や安全性に問題はないとしている。

　福岡県内では、2023年6月にオープンした「ヨドバシ博多店」の、おさつスティック、梅水晶の2商品が対象となった。福岡新宮店、北九州リバーウォーク店、筑紫野シュロアモール店では、商品の不適正表示は確認されていない。

【立野夏海】