(株)セブン‐イレブン・ジャパン(本社:東京都千代田区、永松文彦代表)は17日、福岡市内で産出される木材を主に、国産木材を用いて建設する木造店舗「セブン‐イレブン福岡ももち店」(早良区百道浜)の施工を開始したと発表した。同社における木造店舗は福岡市内では2店舗目。8月下旬の開業を予定している。
屋根上やカーポート上には太陽光発電パネルを設置。このほか、省エネにつながる店内設備や、新たな蓄電池設備など、省エネ・創エネ・蓄エネにつながる設備を複合的に搭載する、「次世代環境配慮型店舗」となる計画だ。
同社は2012年3月に福岡市と「地域共同事業に関する包括連携協定」を締結。今回の取り組みは、そのなかの「環境政策に関すること」に基づくもので、福岡市が進める「Fukuoka Green NEXT」と、 資源の循環利用の促進を目指す同社の考えが合致したことにより実現した。
木造店舗について同社は、「木材の地産地消」「地域資材の循環」「森の再生(CO2の吸収)」につながる地域と環境に配慮した店舗と位置づけており、09年に初めて出店。これまでに全国2万1,554店舗のうち、木造店舗は約350店舗あるという。
なお、木造店舗については、コンビニエンスストアなどロードサイドビジネスを展開する業界において、新店舗開設にあたり採用されるケースが近年増え始めている。
【田中直輝】
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