東急不らが鳥栖市で大規模、最新鋭の産業団地開発へ
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東急不動産(株)を含む3社で構成されるコンソーシアムはこのほど、佐賀県と鳥栖市の連携プロジェクトとして鳥栖市が募集していた新たな産業団地「サザン鳥栖クロスパーク」(鳥栖市飯田町、酒井東町、酒井西町)の開発事業者に選定され、鳥栖市と基本協定書を締結した。
同団地の開発予定面積は約34haで、九州自動車道「小郡鳥栖南スマートインターチェンジ」から約600m、JR 鳥栖駅から約1.6 kmという立地。2028年度をメドに造成工事を着工し、造成が完了した街区より順次建設着工。30年度頃に造成完了、同30年前半に街開きを行う計画だ。
コンソーシアムには東急不動産のほか、日本国土開発(株)、丸紅(株)が参加。3社が有するノウハウを駆使し、GX・DXを軸とした最新鋭の産業団地開発を展開する。具体的には、東急不動産がスマートシティ、日本国土開発は土地造成や再生可能エネルギー活用、丸紅は工業団地開発・分譲事業などの知見を生かす。
このほか、DX に知見を有する各企業との連携により、将来的に普及が進むトラックの自動走行や工場自動化に対応した「Smart Industrial Park」を開発するとしている。
また、区域内全域にスマートグリッドを構築し、東急不動産が有する再生可能エネルギーによる発電能力と、蓄電池事業などのノウハウなどを組み合わせることで、区域内全域を再生可能エネルギー100%(RE100)で賄う「Green Industrial Park」を開発するとしている。
【田中直輝】
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