2024年11月03日( 日 )

室町ケミカル、2024年5月期決算 増収増益

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 7月12日、室町ケミカル(株)(本社:福岡県大牟田市、青木淳一代表)は2024年5月期の非連結決算を発表した。それによると、売上高は63億6,900万円(前期比1.2%増)、営業利益は4億2,100万円(同14.2%増)、経常利益は4億2,800万円(同22.0%増)、当期純利益は3億3,000万円(同28.8%増)で、増収増益となった。

 今期決算の要因としては、主力の医薬品事業はセグメント売上高は32億5,800万円(同7.6%減)、セグメント利益は4億7,500万円(同11.7%減)となったものの、健康食品事業において減少傾向であったOEM主力品の受注量が回復したことや、2月に販売を開始した新規の大型OEM案件も寄与し売上が増加したことによって、セグメント別売上高は8億3,400万円(26.9%増)、また原価率において工場稼働率向上による製造効率の改善と原料仕入価格の高騰分について販売価格への転嫁を進めたことにより、セグメント損益は3,700万円の赤字となったものの、前年同期の1億2,000万円の赤字から大幅な圧縮となったことが主に全体の増収増益につながったとしている。

 来期(2025年5月期)の業績予想については、売上高は67億円(前期比5.2%増)、営業利益は4億5,000万円(同6.7%増)、経常利益は4億3,000万円(同0.4%増)、当期純利益は3億円(同9.1%減)としている

【寺村朋輝】

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