2024年08月02日( 金 )

朝日新聞社 静岡・山口・福岡の3県で夕刊の休止を発表

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 (株)朝日新聞社(大阪市)は2日、静岡・山口・福岡の3県で夕刊の発行を10月1日から休止すると発表した。同社は休止の理由を新聞用紙などの高騰や輸送経費の上昇に加え、朝刊のみを希望する読者やデジタルでの購読が増加したためであると説明。今後、当該3県の月額購読料は4,000円(消費税込み)となる。

 同社は23年5月1日にも愛知・岐阜・三重の3県で夕刊を休止。それと同時に月額購読料の値上げを実施しており、24年4月からは北海道でも同様に夕刊の休止を行っていた。

 弊誌I・B2947号(7月1日発刊)掲載の【業界を読む 新聞業界(前)】では、主要全国紙5社のなかから朝日新聞社と(株)読売新聞グループ本社の経営分析を行い、斜陽産業と言われて久しい新聞業界の動向を読み解いている。ぜひ参照いただきたい。

【若松大生】

▼関連記事
【業界を読む 新聞業界(前)】部数の減少は止まらず 一方で資産バブルの恩恵も

関連記事