トライアルHD、店舗買収などが寄与し過去最高の売上・利益を達成

　（株）トライアルホールディングス（本社：福岡市東区、亀田晃一代表）はこのほど、2024年6月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は7,179億4,800万円（前期比9.9％増）、営業利益は191億6,100万円（同37.2％増）、経常利益は197億8,900万円（同37.8％増）、当期純利益は114億3,900万円（同41.5％増）で、売上高・営業利益ともに過去最高となった。増収は24期連続（会計期間を変更した期を除く）。

　主な決算要因としては、新規出店41店舗（全業態・23年10月に買収した青森県のスーパー18店舗を含む）のほか、加工・生鮮食品のほか惣菜など、食品の売上増が寄与したことにより過去最高の売上を達成した。

　来期（25年6月期）の業績については、売上高は8,088億6,600万円（前期比12.7％増）、営業利益は229億8,600万円（同20.0％増）、経常利益は238億1,000万円（同20.3％増）、当期純利益は137億5,600万円（同20.3％増）で、増収増益を予想している。

【立野夏海】