イオン九州、25年2月期中間決算は売上増も利益減少 通期も同予想
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9日、イオン九州(株)(本社:福岡市博多区、中川伊正代表)は2025年2月期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は2,620億9,400万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は28億1,900万円(同48.2%減)、経常利益は29億6,100万円(同47.7%減)、四半期純利益は19億9,500万円(同48.4%減)で、売上は増加したものの、利益は減少した。
今回の決算における利益減少要因について同社は、生活応援施策の強化によって売上総利益率が低下したことや、新規出店や既存店活性化による減価償却費や人件費の増加と、DX投資などの先行投資が主な要因となったと説明している。同社はセルフレジや電子棚札などの積極的な導入をすすめているが、当期においてはその効果がまだ限定的であったと説明した。
通期の業績予想については、売上高は5,340億円(前期比4.6%増)、営業利益は106億円(同2.1%増)、経常利益は106億円(同0.6%増)、当期純利益は51億円(同27.4%減)としており、売上は増加を見込むものの、利益は減少を予想している。
【寺村朋輝】
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