若者に足場の重要性を認知させ、次世代が輝ける職場を目指す
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(株)ダイワ
建物をつくる人たちを守る 仮設足場施工・リース会社
建物の新築やリフォーム工事を行う際に不可欠な仕事であり、今後も需要と発展が見込まれる足場業界。そんな業界内で、九州トップシェアを誇る(株)ダイワは、1986年の発足以来、ビケ足場事業を中心に北部九州で13拠点をもち、月間約1,000の足場工事を請け負っている。
2000年には太陽光発電システムの施工・販売を開始し、業容を拡大。17年には吊り足場で高い安全性を保つ「GSシステム」と次世代足場(※)「NDシステム ダーウィン」を導入。そして、18年にはドローンスクール「DS・J佐賀鳥栖校」の運営を開始するなど、さまざまな取り組みを行っている。
その一方で、業界が抱える人手不足問題に真摯に向き合い、対策を続けてきた同社は小学生を対象とする職業体験イベント「Kidsジョブチャレンジ」への参加や、高校生に向けたキャリア教育「ローカスフィールドスタディ」を実施するなど、若い世代へ足場の大切さを伝え、足場業界の認知度向上に寄与している。
未来を見据えた教育体制と技術活用
同社は、人材育成にも長年力を入れており、未経験者には指導員による約3カ月間の研修期間を設けるなど、安全・安心な教育体制を構築している。さらに足場施工士などの社内検定、小型移動式クレーンやフォークリフト運転の技能講習、建築施工管理技士や建築士、とび技能士などの国家資格取得を推奨し、ビケメン(同社のスタッフ)のキャリアアップをサポートしている。
近年は社内のドローンパイロットの育成にも注力している。また、「DS・J佐賀鳥栖校」ではドローンの国家資格「二等無人航空機操縦士(二等資格)」の講習を開始した。同社はドローンの最先端技術を積極的に活用し、農薬散布や赤外線を用いた橋梁や高層ビルの点検、太陽光発電のメンテナンスなどを行っている。
技術を磨き、人材を育てることこそ、顧客に満足される足場の提供につながり、ひいては企業永続へとつながっていく。それがダイワの目指す道だ。
※次世代足場:現在の主流である「枠足場」「くさび緊結式足場」「単管足場」などの規格を安全面・施工面・管理面から全面的に洗い直した、文字通り次世代規格となった足場の総称。 ^
<COMPANY INFORMATION>
代表取締役会長:田中利雄
代表取締役社長:田中克典
所在地:福岡市城南区東油山4-17-1
設 立:1990年2月
資本金:5,000万円
TEL:092-865-2000
URL:https://www.bike-daiwa.co.jp法人名
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