福岡市水道局は頭が痛い。痛さを超えて先行きに対する不安が非常に募っている。
1つ目は都市部における大型建築物(オフィス、ホテル、マンション)の建築ラッシュである。これら大型建築物に使用する水の量は半端ではなく、供給するための水道管工事がまったく追いつかない状況である。一方で40年以上が過ぎて老朽化した水道管の更新工事も喫緊の課題となっている。後手に回っているため、「突然、水道管が破裂して地上に水が噴き出す夢を見る」職員が続出しているとか。
工事予算がないから後手に回っているのではない。人手不足、施工能力の低下によって業界全体で20%~30%程、工事を完了させる能力が衰えているとか。だから福岡市水道局は低姿勢で「中洲地区の水道管取替工事を計画していますが、請け負っていただける方はいらっしゃいませんか」と業者にお願いに回っている次第である。
そうした話を聞き、当社としても勝手ながら水道局に代わってお願いの記事を掲載する次第だ。
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