中洲で60年、さらなる未来を見据えて、不動産・ビル管理で中洲を支える
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ラインビルグループ
中洲とともに生きる コロナ禍を超えて
ラインビルグループは1950年代に中洲のスタンドバーから始まり、70年に飲食ビル「ラインビル」を創業。飲食店経営の経験を活かして小さなバーから高級クラブまで出店ノウハウを提供するとともに、リース店舗による賃貸方式を中洲に普及させ、中洲の発展を不動産とビル管理で支えてきた。
中洲にとって未曽有の試練だったコロナ禍では、多くのテナントが事業存続の危機に晒されたが、同グループは、自社所有ビルで事業を行う約220のテナントに対して4カ月にわたって家賃の大幅減額を実施するなどして、顧客とともに支え合った。そうして乗り切ったコロナ禍の後、中洲は全国の繁華街でも比較早く復活の道を歩み始めた。
中洲復活の波は個人経営の小型店舗から始まって、その後大型店舗へとおよんだ。現在の中洲のテナント軒数は風営法該当店舗だけで約1,800軒、一般飲食店や物販店などその他店舗を合わせると約2,300軒にもなり、中心部の入居率は98%、全体では90%を超える入居率を誇る。
中洲の未来に向けて期待される役割
ラインビルグループは、中洲のランドマークとして大型ビジョン「中洲LINE VISION」を備え、1階に中洲市場を併設する「中洲第5ラインビル」をはじめとして、ビル37棟、約700店舗の管理を行う中洲最大手の総合不動産マネジメントグループだ。グループ中核である博多地所(株)の安部洋代表がグループ全体の指揮を執り、グループのライン不動産(株)、ラインビルマネジメント(株)で体制を固める。
顧客窓口となるライン不動産は、店舗の仲介業務のみならず風俗営業、飲食店営業などの許可申請支援や、開業に必要な業者の紹介と運営助言まで行っている。仲田正義代表は、「これからも細やかなサービスで顧客のニーズと信頼に応えていく」と語る。
近隣では天神ビッグバンや博多コネクティッドで再開発が進むが、中洲のビルは70年代に建てられ築後50年を超過している建物も多く、大規模修繕や建替えの時期を迎えている。一方、事業主の世代交代が進み、元来個人事業主が多かったが、近年は法人化して多店舗化する事業者が増えている。今後、中洲で期待されるのは再開発だ。中洲の土地の情報拠点であるライングループには、行政に対する働きかけを含めて、中洲の未来に向けた役割をはたすことへの期待が集まる。
<COMPANY INFORMATION>
代表企業:博多地所(株)
代 表 :安部洋
所在地 :福岡市博多区中洲2-2-8
設 立 :1979年5月
資本金 :5,000万円
TEL :092-292-3824
URL :https://line-realestate.com(ライン不動産)法人名
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