ディスカウント6社の粗利益率 値上げ転嫁遅れ3社が悪化
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ディスカウントストア(DS)6社の前期の粗利益率(売上総利益率)は、食品値上げにもかかわらずミスターマックスHDとダイレックス、アレスの3社が悪化した。価格競争が激しく、原価高の売価への転嫁が十分でなかったことを示す。
最も高いのは大黒天物産の23.08%、次いでロッキーの22.73%。両社とも生鮮を自社で運営している。大黒天はプライベートブランド(PB)の一部を海外で調達し、23年5月期は円安で大幅悪化したが、売価へのコスト転嫁が進み前期は0.58ポイント改善した。ただ、22年5月期の水準(24.11%)にはおよばない・・・
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