【消費者庁/事業者向け】微生物由来原料を使用したサプリ GMPガイドラインを強化
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小林製薬(株)の紅麹問題を受けて、消費者庁は11月18日、いわゆる健康食品のサプリメントを対象とした通知「GMPガイドライン」を改正する方針を示した。この日開催された食品衛生基準審議会新開発食品調査部会で、改正案が了承された。早ければ年内にも通知を改正する計画だ。
紅麹原料を配合したサプリメントの摂取によって健康被害が発生した問題では、製造工程で生じたプベルル酸が原因物質と推定された。工場内の青カビが培養段階で混入し、コメ培地を栄養源として産生されたと考えられている。
微生物由来の原料を使用したサプリメントは、通常の食品と比べて、想定しない物質が産生されるリスクが高い。製造管理を強化するため、消費者庁は紅麹問題の教訓を生かして、GMPガイドラインを改正する。
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