2024年12月22日( 日 )

「支払い時には気をつけて」あるスペイン料理店にて

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 博多区綱場町に福岡で最も歴史のあるスペイン料理店がある。筆者は9年ぐらい通い続けており、1年に5回は行った。5(回)×9(年)×3(人)=135人を誘った。大半は筆者のおごりであった。ほとんどの方は、スペイン料理が珍しかったからか、感激して帰っていった。スペイン人夫婦を誘ったときには「これはスペイン料理ではない」と首を振って否定されたこともあったが…。

 最初はスタッフも複数いたが、最近ではオーナーシェフと子息らしき(そうでなければ身内)2人のこじんまりした店になった。カップルのお客らがテーブルに座ることも、たまにみかけた。なぜ低迷しているのか?その理由は店の内装が旧態依然としているからだ!正面玄関などを見ると「何か手を打っては?」という気持ちになった。

 最近のことである。支払いをするためにレジに立ったところ、店員(子息らしき男性)が「料金は3万6,000円です」と言ってきた。「何!間違いではないか。1万円は高い」と抗議した。以前も「今日は高かった」という苦い記憶が残っていたからである。即座に「すみません。ボトル1本と勘違いしていました。グラス2杯分でしたね。2万6,000円でした」と訂正したものの、悪びれた様子はない。「あぁ、これは確信犯だな」と察知した。お支払い時には、くれぐれもお気をつけて!

関連キーワード

関連記事