【兵庫県知事選(12・補足)】斎藤知事の首を取ってこそ名誉挽回
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「SNSの扇動」に乗せられた方々はすばらしい
リベラル派と目されるA記者が「SNSに扇動されて斎藤氏に投票した県民は愚かだ」という論調で、批判を展開する記事を当社に送ってきた。それに対して早速、筆者は「だまされたにしても、だまされなかったにしても、若い世代=10代~30代が投票行動をした結果、投票率が前回から14.55ポイントも上昇したことは画期的で、賞賛されるべきことだ。褒めたたえなくてどうするか!今後、彼らが投票行動を継続すれば、事の本質を理解するようになってくる。あなたが記事内で主張してきたことが、まったく無視されてきたことこそが最大の問題だ」と反論した。
1期目の斎藤知事が辞任する必要はなかった
1期目の3年間、斎藤知事が公約した政策を実現するために一心不乱に奔走してきたことは認める。兵庫県政において、長らく利権の甘い蜜を吸ってきた者たちは、変革派知事が目障りになってきた。「もうパージする時期となった」と総合的に判断し、追い落としのための「でっち上げの画策」が始まった。斎藤知事が「パワハラ、おねだり」を行ってきたというシナリオが巧妙につくられていったのである。結果的にみると追い落とし策は、まさしく「ザル」だった。斎藤知事は1期目において、辞任に値するような悪辣な権勢は振るっていなかったというのが筆者の結論である。
疫病神・折田楓が登場
SNS上で「SNSを駆使して私の会社が斎藤知事2期目の当選を支えました」といった内容の発信を目にした。「あぁ、この女性は素人だな。間違いなく公選法に触れるはずだ」と即座に判断した。多少、政治に興味をもち、選挙の状況を見守ってきた大半の方々は「斎藤知事潰しになることをまったく理解していない!愚かな女だ」と軽蔑されたと思う。
自身の手柄を公の場で自慢したのは、女性社長・折田楓氏。会社名は(株)merchu(メルチュ)。設立が2017年10月5日、資本金500万円、事業内容に「広報・PRコンサルティング事業」、「ブランディング事業」、「自社メディアブランド事業」を掲げている。そして同社は、今後厄介になってくると思われる兵庫県との関係性も公にしている。公益財団法人ひょうご産業活性化センター「チャレンジ企業」「兵庫県成長期待企業」とまだまだ続く自社の紹介。これらは、すべて兵庫県との関係性を示している。
「なぜ、この時期に赤裸々に自身の自慢話を表に出したのか?」という疑問が湧く。最も納得できたのは「NHK党・立花氏に手柄をすべてもっていかれた焦りから行動したのではないか」という解説記事である。やはり素人は展開の速さについていけないのであろう。流れとしては「折田楓社長は、斎藤知事にとっての疫病神の役割を引き受けることになる」というものだ。
冒頭に登場したリベラル派・A記者が勢いを取り戻してきた。「27日(水)神戸に行きます。斎藤知事の記者会見がありますから、必ず斎藤知事の首を取るきっかけにしてみせますね」と豪快な発言をしていた。
折田社長!世の中は競争なのですよ!
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