2024年12月05日( 木 )

糸島高校前駅側にファミリーマンション誕生

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ササンパーク糸島グラッセ建設地(2024年11月4日撮影)
サンパーク糸島グラッセ建設地(2024年11月4日撮影)

糸島初のサンパークマンション

 糸島市浦志2丁目の友田外科医院跡地に、新たなファミリー向けマンションが誕生する。事業主の大英産業(株)(北九州市)は、これまで福岡をはじめとする九州各県ならびに山口県で、「サンパーク」シリーズの分譲マンションを供給。これまでの供給実績は220棟・1万600戸超におよぶ。

 今回、同社が計画しているサンパーク糸島グラッセ(以下、糸島グラッセ)は、糸島初となるサンパークマンションで、建築物の概要はRC造・地上14階建、延床面積3,149.72㎡の全39戸。部屋タイプは3LDK2タイプ・4LDK1タイプを用意する。4LDK・A-TYPEの住居専有面積は76.77㎡(23.22坪)。開放感のある2面バルコルニ―の角住戸で、ウォークインクローゼットや住戸前には宅配BOXを設けるなど、忙しい子育て世帯、共働き世帯をサポートする設備を整える。豊かな自然と福岡市の中心部である天神・博多まで、都市高速や鉄道(JR・地下鉄)の利用で40分程度という交通アクセスの良さを兼ね備えた糸島の特性を打ち出している。

 糸島グラッセはJR糸島高校前駅から徒歩7分の場所に立地し、周囲にはサニー前原店やフードウェイ前原店などのスーパーのほか、積文館、ガストなどの商業施設、保育園・幼稚園から小・中・高等学校までの教育施設、銀行、医療施設が点在。また、二見ヶ浦の夫婦岩や白糸の滝をはじめとした糸島の観光スポットに気軽に足を伸ばせる点も魅力の1つとなっている。筑紫富士としても知られる糸島のシンボル・可也山や、KBCオーガスタの開催地でお馴染みの芥屋ゴルフ倶楽部、海岸線沿いの志摩サンセットロードなど、トレッキングやゴルフ、ツーリングなど、アクティビティやスポーツのプレイスポットも糸島には多い。オフの時間を充実させることができる、「糸島中心生活」という選択肢を、糸島グラッセは提案している。

【代源太朗】

■サンパーク糸島グラッセ
所在地:糸島市浦志2-199-5
間取り:3LDK、4LDK
概 要:RC造・地上14階建、
    延床面積3,149.72㎡の全39戸
竣 工:2026年7月予定
入 居:2026年9月予定
事業主:大英産業(株)
設 計:(株)ATOM建築設計室
施 工:松吉建設(株)
URL:https://sunpark-mansion.com/itoshima/

パートナーシップで広がる、出張こども大工

前原中央保育園で開催された「出張こども大工」の様子
前原中央保育園で開催された「出張こども大工」の様子

 大英産業は経営方針として、地域愛着経営を掲げている。SDGsの目標達成に向けた取り組みの一環「出張こども大工」の開催は、この経営方針を体現したものといえる。

 出張こども大工に関しては、これまで北九州市を中心に行われていたが、大英産業が松吉建設(株)をサポートするかたちで、糸島市でも24年5月に前原中央保育園で初開催された。子どもたちはベテラン職人からアドバイスをもらいながら、住宅端材で椅子や写真立てづくりに挑戦するなど、世代間交流を促す機会にもなっている。また、使用された木工キットは志摩の(福)香月福祉会MUKAで加工・制作されており、障がい者の就労支援にもつながっている。

 松吉建設にとっては初の試みだったが、参加した子どもたちやその保護者からの評判は良く、何より社員から新しいアイデアが生まれるきっかけになったという。こうした取り組みが広がることで、各地域コミュニティの活性化が果たされることに期待したい。

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