2024年12月11日( 水 )

第10回国連UNAOCグローバルフォーラム

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 映画の配給・宣伝・制作を手がけるユナイテッドピープル(株)(福岡県糸島市、関根健次代表)からのニュースレター「ユナイテッドピープル通信」の一部を抜粋して紹介する。

 ポルトガルのリスボン近郊で第10回国連UNAOC(文明の同盟)グローバルフォーラムが開催されました。プログラムに主催している国際平和映像祭がパートナーとなっているPLURAL+ユース・ビデオ・フェスティバルのアワードセレモニーに出席しました。この映像祭は国連機関UNAOCとIOMが共催している映像祭で、移民、多様性、社会的包摂、外国人排斥の防止といった問題をテーマにした25歳までを対象にしています。
https://pluralplus.unaoc.org/

 受賞者にはアゼルバイジャンで開催されたCOP29(国連気候変動枠組み条約締約国会議)に参加した後やってきた、フィリピンの若手監督もいて、海面上昇に直面する人々についての見事なショートフィルムを制作されました。国際平和映像祭は、このPLURAL+に賞を提供しておりまして、来年、受賞者を東京で開催予定の国際平和映像祭2025に招待する予定です。

 さて、リスボンを発ち、UNRWA 保健局長 清田明宏さん『私は憎まない』上映後トークに間に合うよう、前日には東京入りする予定でしたが、欠航などのトラブルが続き、代打でパレスチナアマル 北村記世実さんに司会をお願いしました。ご来場いただいた方ありがとうございました。
https://palestine-textiles.jp/

 当日のトーク動画はまもなくYouTube公開される見込みですが、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)保健局長 清田 明宏さんが来日時に行った記者会見の様子がこちらでご覧になれます。
https://www.jnpc.or.jp/archive/conferences/36873/report

 イスラエル政府は、UNRWAの「国内活動」を禁止する新法を来年1月末に施行する予定で、ガザ地区やヨルダン川西岸地区での活動がこのままでは著しく制限される見込みです。

 清田さんは「ガザ地区でUNRWAが活動できなくなれば人道支援が止まってしまう」と懸念を示しました。清田さんと面会した石破総理は、「UNRWAの活動は継続しなければならない」と述べていますが、イスラエル政府に、UNRWA活動停止法を撤回するよう求めなければなりません。

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