さまざまな「年末年始のお断り」
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108歳で永眠した婦人
(1)「母が108歳で逝きましたので挨拶はお断りします」という知らせが届いた。喪主は83歳の長男。彼には現役時代、業界トップクラスの経営者としての実績がある。
早速、電話をしてみた。「90歳までは完全に自立した生活をしていた。92歳のときに転んで複雑骨折をした。『これで終わりか』と一度はあきらめたものの、回復をはたし、95歳あたりからまた動き始めたのには驚いたし、うれしかった。106歳を過ぎてから寝たきりになって2年後に安らかに亡くなった。頭の方は最後までしっかりしていた」と母親が亡くなった経緯についての説明を受けた。「俺自身もしっかりと残りの人生を全うしよう」と肝に銘じた。(2)「本年1月、夫が100歳で天寿を全うしました」というはがきが未亡人から届いた。故人は教職員で、筆者は小学5年生の時に故人と出会い、中学卒業までの5年間、指導を仰いだ。この先生には最も多く指導を仰いでおり、恩人である。96歳のときに自宅にうかがったが、あれから4年して天寿を全うしたか!来春、必ず仏壇にお参りしに行こう。
(3)いただけないと思うのは「義兄が11月19日に永眠しました。よって喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます」といった文面のはがきだ。
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