言葉だけじゃ伝わらない!図を使って“伝える”力をアップしよう
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言葉だけで何かを伝えるのって、意外と難しいですよね。たとえば「もうちょっと右に動かして」とか「一回り小さくしてほしい」というとき、伝える側には具体的なイメージがあるため、「これなら伝わるだろう」と思っているかもしれません。ですが、受け取る側にとって「もうちょっと右」は、実際どれくらい動かせばいいのかがわからないことってありませんか?1cmかもしれないし、30cmかもしれない…。「一回り小さく」も、受け手によっては「ほんの少し小さく」なのか、「もう大幅にサイズダウンしてほしい」なのか、解釈がバラバラになってしまいますよね。
さらにややこしい話では、「2.5階建の構造で…」といったようなものも。ここまでくると、受け手の頭のなかは「?」でいっぱいになってしまうのではないでしょうか。「それってどういうこと?」と聞かれるのが、目に見えていますよね。
いっそのこと、図を使って説明してみてはいかがでしょうか。焼き肉屋でよく見る牛の部位が描かれた図、アレってすごくわかりやすいですよね。「サーロインってどのへん?」といった問いに対して、言葉で「牛の腰のあたりで…」と伝えても、理解してもらうのは簡単ではありません。それが、図なら一発で伝わります。「じゃあリブロースってどこ?」に対しても即回答が可能です。
このように、具体的なイメージを共有したいときには、図を活用するのがオススメです。ある程度「こういうことだよね」と共通認識がもてるような内容なら、言葉よりも図で表現したほうがわかりやすいことが多いです。
そして、図による説明が難しい場合は、無理せず、別の伝え方を選ぶのも大事です。言葉と図、それぞれの特性をうまく使い分けていきましょう!何をどう伝えるか、相手がどう受け取るかを考えながら工夫すれば、コミュニケーションがもっとスムーズになるはずです。
<プロフィール>
山本啓一
(やまもと・けいいち)
1973年生まれ。大学に5年在学し中退。フリーターを1年経験後、福岡で2年ほど芸人生活を送る。漫才・コントを学び舞台や数回テレビに出るがまったく売れずに引退。27歳で初就職し、過酷な飛び込み営業を経験。努力の末、入社3年後には社内トップとなる売上高1億円を達成。2004年、31歳でエンドライン(株)を創業。わずか2年半で年商1億2,000万円の会社に成長させる。「エッジの効いたアナログ販促」と「成果が見えるメディアサービス」でリアル店舗をモリアゲる「モリアゲアドバイザー」として、福岡を中心として全国にサービス展開中。月刊誌 I・Bまちづくりに記事を書きませんか?
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