昨年の外国人入国者、3,678万人で過去最多
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出入国在留管理庁の24日発表によると、昨年の外国人入国者(速報値)は約3,678万人で、前年比約42.4%増、過去最高を記録した。クルーズ船での一時的な上陸などの特例上陸許可等を受けた外国人は約356万人で、合わせると約4,034万人とこちらも過去最高となった。
国・地域別では、韓国が前年に引き続き最多で約863万人(前年比26.7%増)、台湾が約569万人(同39.8%増)、中国が約549万人(同174.6%増)だった。
在留資格別で見ると、観光などが目的の「短期滞在」が約3,336万人(同44.2%増)と最多で、続けて「留学」が約16.7万人(同19.7%増)、「技能実習」が約14.8万人(同19.2%減)と続いた。特定技能は約6.5万人(同48.1%増)、「技術・人文知識・国際業務」は約5.7万人(29.1%増)だった。
一方で日本人出国者数は、約1,301万人で前年比35.2%増と回復傾向にあるものの、コロナ禍以前で最多であった2019年の約2,008万人の3分の2弱にとどまっている。
【茅野雅弘】
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