2025年01月30日( 木 )

ミズホメディー、24年12月期の業績予想を上方修正

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 (株)ミズホメディー(本社:佐賀県鳥栖市、唐川文成代表)は27日、2024年12月期の通期業績予想および配当予想を上方修正することを発表した。同社が第3四半期累計期間までの実績や感染症の拡大などを反映した結果、大幅な増収増益を見込む状況となった。

 発表によると、24年12月期の通期業績予想について、売上高を前回発表の104億3,000万円から114億2,900万円(前回予想比9.6%増)、営業利益は41億6,200万円から49億1,700万円(同18.1%増)、経常利益は41億6,900万円から51億6,700万円(同23.9%増)、当期純利益は30億1,600万円から37億7,300万円(同25.1%増)と、それぞれ大幅に増加した。

 この要因について同社は、11月中旬から始まったインフルエンザの異例の早さでの流行や、新型コロナウイルス感染症の再拡大を背景に、両感染症向けの抗原キットの売上が急増したことが主な要因だとしている。また、棚卸資産廃棄損の抑制や経費削減、期末為替レート換算による為替差益が利益を押し上げたという。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事