石破茂首相への提案:ドクター・中松をトランプ大統領への「親善特使」に
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97歳、“140歳現役”を宣言する人
先月21日、東京・八芳園である人物から2時間ほど話をうかがう機会を得た。
現れたのは、今年97歳になるドクター・中松。驚くべきことに、その精力と気概は若者顔負けである。本人いわく「140歳まで現役を貫く」つもりだという。壮大な数字こそ飛び出したが、ドクター・中松は常に「不可能」を「可能」に変え続けてきた人物。半ば冗談で受け止めるより、むしろ耳を傾けたいと思わされた。
早速彼が切り込んだテーマは「日本人の精神の劣化」。
「国民をダメにする4S」──これは彼が長年にわたり唱え続けてきた警句であり、その4Sとは以下の4つを指している。「4S」が日本人を蝕む
Spirit(精神)
Sex(セックス)
Screen(スクリーン)
Sports(スポーツ)「4Sの占領政策を理解することなしに、本当の意味で健全かつ建設的な社会は築けない」というのがドクター・中松の持論だ。
80年にもおよぶ“日本人魂”の骨抜き
なぜ日本人は「4S」に囚われ、精神的に衰弱してしまったのか。
ドクター・中松は、1945年の終戦以降、アメリカが80年もの長きにわたり日本を“植民地支配”してきたことが最大の要因だと主張する。終戦直後、米首脳部は「雄々しい“日本人魂”をそぎ落とさなければ、再び反抗されるかもしれない」と警戒し、“骨抜き政策”を徹底的に推し進めたという。まさか80年もの間、その支配体制を維持できるとは、当時の占領軍首脳部も想定外だったろう。結果、「国のため、社会のため」という奉仕精神は失われ、「我が勝手」の風潮が蔓延してしまったというのだ。
政治家や役人、さらには経営者や財界人までもが「アメリカのポチ」として振る舞う現状を、私たちは何度も目にしてきた。岸田文雄前首相も米国に極端に追従した姿勢をとっていたことは広く知られている。大国アメリカに物申す政治家がなかなか出てこないのも、こうした“飼い慣らし”政策の賜物かもしれない。
ドクター・中松と「日本人再生計画」
ドクター・中松は4Sを打破することで日本人の精神を鍛え直し、米国が思わず一目置くような「新しい日本人魂」を再構築したいと考えている。
その狙いは、日米が本当の意味で「レベルの高い身内関係」を結ぶこと。アメリカと対等にわたり合うには、まず自分たち自身が「尊敬される日本人」でなければならないという信念だ。
新刊『百歳脳』で日本人の根本を変える
ドクター・中松が最近上梓した新刊『百歳脳』は、副題を「ピッカピカの百歳、So what?」と銘打ち、「100歳になっても脳を鍛え続ける」ことを軸に据えている。しかし、単なる自慢話や健康法の指南ではない。むしろ、「義理・人情・常識を失った日本人が自ら国を亡ぼす」という強い危機感が根底にあるという。
実際、この本をプレゼントされた65歳の経営者は「一晩で読破し、原点を思い出した。『無駄な時間をなくせ』という言葉が頭を殴られたように響いた」と熱く語ったそうだ。そして脳を喜ばせる習慣づくりから、80歳までの経営計画を再構築したという。彼は「この本は1,000万円以上の価値がある」とまで言い切り、一生の恩義として感謝しているとのことだ。
海軍機関学校で会得した「五省」
ドクター・中松の言葉には、説得力がある。
彼は17歳で大日本帝国海軍機関学校に入校。海軍機関学校では「五省(ごせい)」という心得が重んじられていた。ドクター・中松は現在も毎晩「五省」を黙想し、1日の行いを振り返るという。
一 至誠に悖(もと)るなかりしか
(誠実さや真心、人の道に背くところはなかったか)
二 言行に恥づるなかりしか
(発言や行動に、反省すべき点はなかったか)
三 気力に欠くるなかりしか
(何事にも全力で取り組む精神力が十分であったか)
四 努力に憾みなかりしか
(目的をはたすために、惜しみなく努力したか)
五 不精に亘(わた)るなかりしか
(怠惰や面倒くさがりになっていなかったか)戦後、進駐軍がこの「五省」の存在を知り、米国軍学校でも採用するようになったという。
「五省は日々、自分を律する絶好の指針。これを継続することで“世界の発明王”と呼ばれるまでの人生を切り拓いた」とドクター・中松は語る。こうした心構えが、今もなお彼を「現役最前線」に駆り立てているに違いない。
アメリカで「日本の100倍」
敬意を集めるドクター・中松日本では「発明家」として知られるドクター・中松だが、実はアメリカでの評価は“ケタ違い”だという。
エジソンの4倍もの発明数を誇る「世界が認める発明王」
日本人初の「サー(Sir)」の称号を受ける
米テラス学会で「現代最高の科学者」として選出
MIT(マサチューセッツ工科大学)の講義が歴史上最高の講義と評価
ハーバード大学で「地球上でもっとも偉大な人」と紹介
トランプ大統領の母校・ペンシルベニア大ウォートン・スクールで教授として講義
リンカーン大統領記念平和賞受賞
米国各市・州で「ドクター・中松デー」が法律で制定(トランプの根拠地フロリダ州は9月23日など)
米国国会表彰、ブッシュ大統領からの親書、アメリカ大統領賞など多くの栄誉に輝く
この「日本より100倍尊敬されている」という評価は、どうやら誇大ではない。石破茂首相へ:トランプ大統領への“親善特使”にドクター・中松を
日米関係において、もはや日本側が頭を垂れるだけの時代ではない。日本が主張すべき点はしっかり主張し、「尊敬される国」として肩を並べる準備をすべきだ。
そのためには、米国に深く信頼され、実績と知名度を兼ね備えたドクター・中松を活用しない手はない。ドクター・中松を“親善特使”としてトランプ大統領のもとへ送り、意見を具申させてはいかがだろうか。
日本の未来のためにも、そして石破茂首相ご自身の政治的飛躍のためにも、彼をうまく“外交カード”として活用してほしい。大国アメリカにモノがいえるかどうかは、今後の日本にとって大きな分岐点になるだろう。ドクター・中松氏の新著を読者プレゼント
詳しくは下記記事をご覧いただきたい。
【読者プレゼント】発明家ドクター・中松氏新著『百歳脳』法人名
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