トラストHD、2025年6月期中間決算 減収減益

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 10日、トラストホールディングス(株)(本社:福岡市博多区、山川修代表)は2025年6月期の中間連結決算を発表した。それによると、売上高は66億2,300万円(前年同期比6.2%減)、営業利益は2億7,700万円(同25.7%減)、経常利益は2億3,700万円(同30.4%減)、当期純利益は1億1,500万円(同38.5%減)で、減収減益となった。

 決算要因を事業別に見ると、駐車場事業の増収があったものの、関連費用の増加により減益となった。不動産事業は販売戸数の減少により減収減益。駐車場等小口化事業は「トラストパートナーズ」の販売が堅調だったが前年同期を下回った。一方、RV事業は売上が増加したものの、原材料高により利益が減少した。メディカルサービス事業は不動産賃貸収入が安定していたが、貸倒引当金の計上により営業損失を計上した。

 通期(25年6月期)の業績予想については、売上高は140億円(前期比2.2%増)、営業利益は6億4,000万円(同5.3%減)、経常利益は5億5,000万円(同9.4%減)、当期純利益は3億5,000万円(同3.4%増)で、増収ながらも営業利益・経常利益の減少を予想している。

【寺村朋輝】

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