鳥越製粉 24年12月期決算 営業利益は微増

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
法人情報へ

 12日、鳥越製粉(株)(本社:福岡市博多区、鳥越徹代表)は2024年12月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は261億6,800万円(前期比0.8%減)、営業利益は10億6,300万円(同0.2%増)、経常利益は14億100万円(同1.4%増)、当期純利益は9億5,000万円(同1.7%減)で、営業利益と経常利益は微増となった。

 決算要因としては、製粉事業では業務用小麦粉の出荷数量が増加したものの、24年4月の輸入小麦政府売渡価格引き下げによる製品価格の値下げが影響し、売上高は減少した。一方、精麦部門は販売価格の上昇と食料用大麦の出荷増により、業績が堅調に推移した。また、食品部門ではミックス製品の出荷数量が減少し、売上高は前年を下回った。

 来期(25年12月期)の業績予想については、売上高は285億円(前期比8.9%増)、営業利益は12億5,000万円(同17.6%増)、経常利益は15億1,000万円(同7.7%増)、当期純利益は10億1,000万円(同6.3%増)で、増収増益を見込んでいる。

【寺村朋輝】

関連キーワード

関連記事