若手が伸びる現場づくり 信頼と実績で40周年|宮村鉄筋工業

<COMPANY INFORMATION>
(株)宮村鉄筋工業

代 表:宮村良太ほか1名
所在地:福岡県大牟田市大字草木43-17
事務所・工場:熊本県玉名郡南関町関外目1574-1
設 立:1987年2月
資本金:1,000万円
TEL:0968-53-3527
URL:https://www.miyamura.co.jp


 信頼と実績を積み重ねながら創業40周年を迎えた(株)宮村鉄筋工業は、若手人材の育成に向けて挑戦を続ける。未経験者を一人前に育てる教育体制と、安心して働ける環境を整備。社会を支える鉄筋工事の現場で、次世代を担う人材が着実に成長している。

【目次】

信頼で築く未来
強みは機動力

宮村良太代表
宮村良太代表

    2024年、創業40周年を迎えた(株)宮村鉄筋工業は、社長交代から1年を経て新体制を本格化させた。新社長となった宮村良太氏は「会長から受け継いだ信用を守りつつ、自分たちの世代による新しい価値を加えていく」と語り、守勢にとどまらず攻勢を強める姿勢を鮮明にしている。

 鉄筋工事は自然災害復旧や都市再開発で欠かせない事業領域だ。短工期・高精度が当たり前となるなかで、同社は協力会社を含め約230名の体制を整備。現場に必要な人員を素早く投入できる「機動力」が強みだ。人材不足が深刻化する業界にあって、この体制は極めて大きな競争優位といえる。

 同社はまた、品質・安全管理を徹底することで、ゼネコンからの安定受注を確保してきた。案件ごとに役員を交えて施工計画を練り上げ、工程や人員配置を事前に最適化する仕組みを導入。現場では職長を中心に品質と安全を担保するラインを敷き、結果として「盤石な信頼」を築いている。

 デジタル技術の導入にも前向きだ。施工管理アプリ「ANDPAD」で工程や人員配置を一元管理し、現場の突発的な人員需要にも迅速に対応する。さらに、結束ロボットや運搬ロボットを試験導入し、単純作業の自動化と職人の負担軽減を進めている。現状では作業速度で人力に劣る面もあるが、炎天下や大規模現場での安全・省力化には大きな効果が見込まれる。将来的に深刻化する人材不足に備えた布石である。

 工場改革も重要な柱だ。新工場には最新機械を導入し、月加工量が約1.8倍に増加するなど加工能力を高めた。設備増強に加え、資材ヤード・仮置きスペースが確保でき、計画的な先行加工が可能となったことで、出荷量の繁閑差を吸収する「山崩し」運用により残業や休日出勤を削減した。現場でも同様に人員配置の平準化を試みており、安定的な工期順守と職場環境改善を両立させている。

最新の裁断機
最新の裁断機

 奄美大島を皮切りに離島工事に挑戦した実績も新たな強みとなった。資材搬入や常駐体制の制約を克服し、離島・遠隔地工事のノウハウを確立。現在は売上の2〜3割を出張工事が占めるに至り、若手社員にとっても経験と成長の場となっている。

 さらに、待遇改善にも注力する。職長の平均年収は業界平均を上回る水準にあり、今後も増やしていく方針だが、給与だけでなく評価制度や休日制度の改革を進め、人材投資を競争力の中核に据えている点が同社の特徴である。

ゼロから伸びる力
未来を描ける職場

 宮村鉄筋工業の採用方針は明快だ。「経験の有無を問わず、やる気のある人材を歓迎する」。同社の人材戦略は、未経験からの体系的教育、資格取得の全面支援、評価制度の透明化、多様な現場経験、働き方改革と福利厚生の五本柱で構成される。

 入社後はまず工場で安全教育や基礎作業を学び、結束などの基本を習得。その後はRC・S・SRC構造など多様な現場を経験させ、建設プロセスを一気通貫で理解させる。学びの順序を整えて、早期に現場全体を把握できる教育設計となっている。

 資格取得は会社が全額負担する。技能試験や免許取得を支援し、実務と並行してスキルを積み上げられる環境を整備している。26年4月からは昇給評価制度を導入予定で、キャリアパスを明確化する。従来の属人的な評価を改め、到達基準と処遇を可視化することで、若手の成長意欲を引き出す狙いだ。職長補として現場を任せる制度も整え、数年で責任ある立場を経験できる仕組みを用意する。

 外国人材も組織に溶け込んでいる。現在29名が在籍し、特定技能2号を取得した職長も登場した。国籍を問わず努力次第で昇進できる環境は、日本人の若手にとっても刺激となり、相乗効果を生んでいる。家族帯同が可能となる在留資格取得支援や教育機会の提供も、長期定着につながっている。

現場では女性の職人も活躍
現場では女性の職人も活躍

 働き方改革も並行して進む。完全週休二日制への移行を拡大し、工場改革により残業を削減。福利厚生は交流を重視し、社員旅行やスポーツ観戦への参加機会を設けている。プロ野球やサッカー観戦のほか、社員2名でカードをかざすとジュースやお茶が無料で出てくる「社長のおごり自販機」などの小さな工夫も、日常的なコミュニケーションを生み出している。

 社員のキャリア形成を支援することは同社の成長にも寄与している。正式な職長到達には1級技能士の要件から8年前後を要するが、4~5年で職長補として現場をリードする例も出ている。職長が増えれば受注対応力も高まり、企業の安定成長に直結するのだ。

 宮村氏は「鉄筋工事は体力的に厳しい面もあるが、その分やりがいと待遇を提供できる。未経験でも挑戦し、将来像を描ける環境を整えている」と語る。給与、教育、休日、福利厚生の総合的な改善が、若年層にとっての魅力となっている。

 同社の人材戦略に根差した「育てて・活かして・報いる」仕組みが回り始めており、それ自体が企業ブランドと受注力を押し上げている。40周年を迎えた同社は、人材を軸に次の10年を見据えた成長軌道を進み続ける。


<求人情報>
(株)宮村鉄筋工業

業 種 :建設業
職 種 :鉄筋工
勤務地 :福岡県大牟田市大字草木43-17
採用担当:和田匡平
TEL :0944-54-7776
採用ページ:https://www.miyamura.co.jp/recruit

(株)宮村鉄筋工業 求人情報

 

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