アビスパ、盤石の試合運びで快勝 新潟0-1福岡
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サッカーJ1リーグ・アビスパ福岡は2日、アウェーのデンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟と第8節の試合を行った。
アビスパは3連勝の後、前節町田戦では2-2で引き分け。4戦負けなしで、この試合に臨んだ。対する新潟はここまで0勝3敗4分けと、今シーズンまだ勝利がない苦しい現状。活躍した選手が次々と海外クラブや国内上位クラブに引き抜かれる、地方クラブならではの難しい状況をどう乗り切るか、新任の樹森大介監督は早くも手腕が問われる事態となっている。
平日夜の試合にもかかわらず、新潟のホーム・ビッグスワンには1万3,000人を超える観客が詰めかけた。先週末から中3日での試合となり、先発メンバーに注目が集まったが、金明輝監督の決断は見事だった。これまで先発起用が少なかったMF名古新太郎、MF秋野央樹、FWナッシム・ベン・カリファがラインナップ。サイド攻撃で力を発揮するMF紺野和也、MF岩崎悠人はベンチスタートとなった。MF秋野とMF松岡大起が中盤の底でゲームを組み立て、前線のMF名古、FWベン・カリファ、MF見木友哉が流動的にポジションを変えながら新潟の最終ラインにプレッシャーをかけ続ける。10分にはコーナーキックの流れからMF見木が強烈なミドルシュートを放つが、これは新潟GK藤田和輝がしっかりセーブ。対する新潟は細かくボールをつないで前進し、MF小見洋太やFW矢村健がシュートを試みるが、こちらもGK村上昌謙が鉄壁の守りを見せ、得点を許さない。
前半のシュート数は新潟がやや上回っていたが、後半になると形勢は一気に福岡に傾く。流れを決定づけたのは、金監督の交代策だった。58分、前半クレバーな動きでチャンスに絡んだFWベン・カリファを下げ、FWシャハブ・ザヘディを投入。試合が動いたのはこの交代直後だった。
60分、左サイドで得たコーナーキック。キッカーのMF名古はショートコーナーを選択する。ボールを受けたMF見木がペナルティエリア内にクロスを送ると、FWザヘディが後ろ向きのヘディングで巧妙に合わせる。ゴールに向かって飛んだボールにDF田代雅也が触ってコースを変え、ボールはそのままネットに吸い込まれた。アビスパが先制に成功する。
こうなるともう攻めるしかない新潟だが、それはアビスパの選手・監督も承知の上。労を惜しまずに走ってプレッシャーをかけ続け、パスワークが身上の新潟の動きを封じていく。アビスパは追い込まれてパスの出しどころを失った新潟のボールを的確に刈り取り、鋭いカウンターを見せる。新潟は交代で入ったMFダニーロ・ゴメス、FW小野裕二が個人技で打開を図るが、アビスパの組織的な守備とGK村上の完璧なシュートストップで決定機を得られない。
試合はこのまま終わり、アビスパが0-1で勝利を挙げた。これで5試合負けなし、シーズン通算では4勝3敗1引き分けとついに勝ち越しに成功、リーグ戦の順位は6位となっている。一方の新潟は、長所であるパスワークの見事さは見せたものの、勝利につながる決定力に欠ける難しい状況が続いている。順位は変わらず20位だ。
アビスパの次戦は今週末、6日(日)午後2時キックオフの浦和レッズ戦。日本最大級のサポーターを抱える浦和との試合は、年間でも最も盛り上がる試合の1つ。ぜひベスト電器スタジアムで、アビスパの雄姿を目に焼きつけよう。
【深水央】
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