マルマエ、25年8月期第2四半期決算 増収増益

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 4日、(株)マルマエ(本社:鹿児島県出水市、前田俊一代表)は2025年8月期中間の非連結決算を発表した。それによると、売上高は39億1,100万円(前年同期比91.7%増)、営業利益は9億5,200万円(前年同期は7,800万円の営業損失)、経常利益は9億4,400万円(同1億3,400万円の経常損失)、四半期純利益は6億6,400万円(同1億100万円の純損失)で、増収増益となった。

 決算要因としては、主力の半導体分野で顧客の過剰在庫が解消に向かい、消耗品の受注が急回復したことに加え、新規顧客からの受注も好調に推移した。また、FPD分野でも設備投資が継続した。受注増により材料費や労務費は増加したが、工場稼働率の上昇により棚卸資産評価損などが減少したことで利益改善につながった。

 通期(25年8月期通期)の業績予想については、売上高は76億円(前期比60.0%増)、営業利益は16億円(同922.2%増)、経常利益は15億円(同増減率不明)、当期純利益は10億6,500万円(同増減率不明)で、増収増益を予想している。

【寺村朋輝】

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